エニアグラム* エニアグラム~「モノ」から「こころ」「自分」志向へと変化の時代に 豊かに生きる支点をモノからこころへ移したのはよいとして、形のないこころや、押さえどころのない自分と容易に付き合い豊かに生きるための心理学 ~ エニアグラムとは エニアグラムという言葉はギリシャ語で、9つの点をもった円周と、それを繋ぐ線からできているこういう図形を意味します。 エニアグラムがどこで生まれたのか、歴史はまだはっきりとわかっていませんが、この図形は、もともとは宇宙万物の本質を表す象徴であり、その起源は古代ギリシャ、あるいは古代エジプトにまでさかのぼるとも言われています。 エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、70年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、心理学として世界各国に広がっています。 また、人の心に深く語りかけてくるので受け入れやすく、日本でも人間関係改善のために学ぶ人が増え、教育関係者、弁護士、医師、心理療法士のほか、大手企業でも研修に導入するところが出ています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ * エニアグラムの目的 (1)自分を理解すること ⇒ 自分の中の何を伸ばし何を改めるべきかを知ることができる (2)他人を理解すること ⇒ 他人とよりよい関係をもてるようになる 「自分」とは、いったい何か? 自分の中のどこが傷つき、何ゆえに悩むのか? という問いはだれもがいだく素朴な疑問です。この問いは、自己理解への意欲へとつながり、自己理解がすすめば自己成長へとつながり、そして、自分や身近な人に対する愛や寛容が身についていく可能性がでてきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ * エニアグラムを理解することでの効用 (1)自己理解と自己受容が深まる。 (2)自己理解と自己受容が深まるにつれ、他者理解、他者受容ができるようになり、人間関係の改善につながる。 (3)人間としての成長のしかたが分かり、自分をよりよく活かす、自己実現を目指せる。 |